はじめての
先日のこと。
地域のボランティア活動をしてくださっている方々への恩返し的な活動をしました。
この地に引っ越してきてからずっと、子供の通う小学校の登下校の見守りや、公園の花壇の整備などといった地域の環境に貢献してくださっている方々の活動に感謝していました。きっと私の両親の年齢位かそれ以上の方々です。春夏秋冬どんなお天気でも子供達と一緒に歩いてくださったり、パトロールカーを出してくださったり、四季折々の花壇を作ったり草刈りをしてくださったり、おかげで安全で快適な暮らしができています。有り難いことです。
時々、散歩の途中で地域ボランティアの方に出会う際には感謝の気持ちを伝えていましたが、ある日、80歳まで登下校の見守りをしていた方が、子供たちの歩くスピードについていけなくなって辞めることにした、とおっしゃっていました。ちょうどその頃は自宅サロンを始めるタイミングでしたので、毎日歩いてくださっている方々にいつか足もみができたらいいなと思いました。もちろんそれ以前にもできる活動ではありましたが、プロでやっているという自信が私には必要だったのだと思います。
そして開業後、起業家仲間で地域イベントに出る計画があり、勇気を出して足もみボランティアをやってみたいと伝えたところ、それが実現することになりました。しかも、当初のイベントよりもよりピンポイントな地域のお祭りでその機会をいただけることになりました。
さらに、このことを友人に話したら、彼女も同じように何か恩返しがしたいと思っていたと言うではないですか。私は足、彼女は肩、と二人三脚のマッサージ隊が実現したのです。初めての試みに対する心細さが心強さに変わりました。
当日は限られた時間の活動ではありましたが、たくさんの方々に恩返しができて本当に嬉しかったです。肩も足も軽くなったと足を高く上げたり軽快な姿を見せてくださったり喜んでいただけたようでした。恩返しのつもりが、皆さんの笑顔や明るいお姿に、私たちが元気をもらえたような時間でした。
これまでの人生でも奉仕活動に参加したことはありますが、自分の中に芽生えた感謝を伝える恩返しの気持ちを形にできたのは初めてのこと。
ちょっと勇気を出すと、それを前進させてくれる仲間がいて、一緒にやってくれる友人がいて、喜んでくれる方々もいる。とても有り難いなと感動しました。
これからも、サロンワークとは別で自分にできることをしていきたいなと思います。「体と心を元気にする」活動はどこでもできて、その活動は自分をも元気にする、を知ったイベントでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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