足もみのススメ①(足もみとの出会い)
以前の記事で書いたように当サロンでは若石健康法の足もみをおこなっています。
この足もみを提供する理由は、私自身が効果を体感し、足もみを生活に取り入れることで以前よりも健康的に暮らせるようになったからです。
今回はまずその足もみとの出会いについて綴ってみます。
遡ること11年前。
当時高齢出産の枠にいた私は帝王切開で子供を産んだ後、半年近く体調不良でスッキリしない日々を過ごしていました。複数の診療科で診てもらいましたが、これといった病名もなくなかなか改善しませんでした。体が辛いと心に余裕も持てず、初めての子育ても自己嫌悪だらけ。子供のためにもせめて心だけは穏やかに保ちたい、とアロマテラピーを自己流で生活の中に取り入れました。その効果を実感したことで、もっと学びたい、でもせっかくなら・・・と思い、フランス式のメディカルアロマテラピーのスクールに通うことにしました。学生時代に英国で生活していたこともあり、代替療法やホリスティックという概念は身近に感じていたので、この頃から薬に頼りすぎない生活を送るようになっていました。自分の調子はできるだけ自分で良くしよう、と。
そして私の体も元気を取り戻した頃、本屋で何気なく手にした雑誌に「自分でやる足もみ」の特集が載っていました。何かビビビ!ときたのでしょうか、即購入。その日からツボ押し棒で独自に足もみしてみると、翌日の目覚めがスッキリ!しかも尿の状態がいつもと違う!アロマテラピーの時と同じように、効果を感じた私は隣町の若石リフレクソロジーのサロンへ。痛気持ち良い施術を受けながら、先生は足裏からわかる体調を伝えてくださるだけなく、「え!(私のお酒好きまで?)そこまでわかるの?」という点まで、足もみの奥深さをお話してくれました。その中で「鼻に不具合ありそうよ」と言われ、そうかな?耳鼻科とは無縁で育ったのにな、と思ったのですが、その数日後たしかに鼻に違和感。人生で2度目?くらいの耳鼻科に行ったところ副鼻腔炎になっていました。これが私と若石健康法との出会いであり、足もみのすごさを体感した出来事です。
その後その先生から初級プロ講座を受けた後、本校で認定プロの資格も取得しました。
それ以来、毎日の暮らしの中にアロマテラピーと足もみを取り入れるようになりました。
当時2歳だった我が子は健康に育ち、小学校入学時に記入する書類の「かかりつけ医」の欄に書く医院に悩むほどでした。咳が少し出始めたかなと思ったら、我が家で「おまじない」と呼んでいた鎮咳作用のあるケモタイプ精油と中性ジェルで作った、いわゆる「お手製ヴィック◯ヴェポラッ◯」を胸元や喉元に塗布し、足にある気管支や喉の反射区を揉んであげたり、大概のことはひどくなる前に対処して元気になっていました。精油BOXが薬箱代わりでした。
もちろん、薬や病院に全く頼らなかった訳ではありません。熱性痙攣やアデノウィルスも経験しています。必要な時に必要なお薬をきちんと服用させてきました。
この「必要な時に必要なもの」が大切かなと思っています。
まだアロマテラピーや足もみを取り入れる前、発熱した1歳半の我が子を小児科に連れて行った時にお医者さんにこう言われたことがあります。
「食欲もあって睡眠も取れていておしっこも出ている。発熱以外、この子は辛い状況でないのに、なぜ病院に連れてきたのですか?ここにはたくさんのウィルスがあるんだしその方がリスクですよ!薬なら出しますよ」と。当時はなんてひどいこと言うのだろう?患者さんが多くて余裕がないのかな?と理解できませんでしたが、今となってはその通りだなと思います。その時の我が子にとって受診はまだ必要ではなかったのでしょう。
と、長くなりましたが、このような経験の延長線上が今の私です。
サロンを開業したばかりなので、まずは足もみの良さを施術から知っていただきたいと思っていますが、この先にある本当の目的は、足もみをご自身ができるようになってもらえたらいいな、です。家族に誰か1人できる人がいれば家族の健康を守ることができます。例えば、コロナ禍のような病院を受診することが憚られる時期でも、ちょっとした体調不良の対処法の1つとしてお家での足もみがあると安心かな、と思います。幸い、この足もみは「安全であり、簡単であり、即効性がある」のが特長です。そのため誰にでも出来るのです。
その辺はまた今度の記事で。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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